豊洲五丁目のメトロコープ第一豊洲に移り住んでそろそろ40年になります。
このマンションは日本住宅供給公社(JKK)が建てたもので、今風の瀟洒なマンションというより公団住宅のように質実剛健で昭和の香り深い建物です。
入居する前にはJKKから、マンション住まいの心得といったレクチャーが行われ、マンションと言えども共同住宅。隣の八つぁん熊さん的なコミュニケーションが肝心、などの教えを受けました。
元々団地住まいだった私は、独身時代もずーっと集合住宅での生活だったので、このレクチャーの話を当たり前のように聞いていました。お隣どうしが気軽に声をかけあえることで、安息な暮らしがもたらされることを経験上理解していたからです。
お隣土どうしと言うことを拡大解釈するとマンション一棟となります。入居後、かなり早い時期から管理組合や理事会活動にも当然のこととして加わってきました。
地域活動も同様でした。色々ないきさつがあって五丁目のまちづくりにかかわる事になりましたが、マンションのお隣どうしがご近所どうしにかわっただけ。私にとってそれほど不自然なことではありませんでした。
むしろ色々な人達、つまり様々な地域の住民の皆さま、企業や行政、学校、議員の皆さまとふれあうことができ、人生の視野が拡がったように思えます。
このためか最近では” 大人の社会人として成すべき事はなにか?”といった問いかけが浮かぶようになりました。
しかしそれにしてもまだまだ未熟者です。
これからも多くの皆さまのご支援が必要です。豊洲五丁目をもっと気持ち豊かなまちになるために、引き続き皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
最後に、これまでそして現在、大きな力となっている同士の皆さま。そしてこれまで専門的な知識など様々にサポートしていただいている豊洲五丁目地区開発協議会の皆さまに深く御礼申し上げます。
2024/2
豊洲五丁目マンション自治会 会長